008 付かず離れず

あんばや・べーす

・・・子育てと里山の自然に関することなど

 昨日に引き続き、我が家から家庭引き取りになった里子の話です。生後6ヶ月の女の赤ちゃんを1年1ヶ月育てた後、お母さんの元へ返しました。どうしているかなと時々思い出していましたが、引き取り後1年ほどがたったある日、町でばったり母子に遭遇しました。女の子は我々のことを忘れていましたが、お母さんとお話をしてつながることができました。
 その後、お母さんの都合で女の子を我が家にあずかったり、その子の誕生日にケーキを届けたりの交流がしばらく続きました。しかし、小学校の高学年になる頃から関係が希薄になり、中学校に上がってからはお母さんの携帯電話もつながらなくなっていました。
 昨年の夏休み直前、うちの中学2年の里子が、学校から「夏休みの栞」を持って帰ってきました。その表紙には夏休みをイメージさせるイラストがあり、今は中学3年生になったその子の名前が描き手として紹介されていました。とりあえず元気でやっていることが確認できて一安心と言うところですが、最近はまた、中学卒業後の進路はどうなるのかが気になり出しました。