“本人の心尊重して”

オレンジのつぶやき

・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと

全国紙の投稿欄で目にしました。
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不登校対応 本人の心尊重して」 
 私の中学校で,新聞の切り抜きを集めて意見発表する課題が出された。私は,不登校をテーマに決めた。私自身,不登校という問題はとても身近だった。小学校で仲の良かった友達が突然,不登校になってしまったという経験があったからだ。
 記事を集めていくなかで気づいたことがある。不登校の原因についての聞き取り調査の記事を見つけたが,原因への学校と家庭の見方の違いを知った。学校側は,児童や生徒本人が原因とする見方が強く,保護者は,学校側に原因があると考える意見が多かったという。本当の原因は何なのか。
 本人にじっくり話を聞いてみなければわからないし,一言で言い表せるほど単純なものではないと思う。だからこそ,誰のせいかと責任を追及するのではなく,学校と家庭がうまく連携をとって,本人の気持ちを尊重し,解決に向けて動くことができたらいいと思う。

(12歳 中学生)
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“学校と家庭が連携して” がなかなか難しいことは,日ごろの相談から感じます。
それにも増してタイトルにもある “本人の心(気持ちを)尊重して” という主張が強く迫ってきました。
中学1年生がそれを訴えていることも合わせて。