外回りの業務が早め早めに済み,残すは16時の家庭訪問だけになりました。
それまで少し時間がありました。
近くに全国展開しているコーヒー店があったので初めて入りました。
注文する場所は通り過ぎるし,勝手がわからず戸惑ってしまいました。
最近のこのようなお店は,コーヒーひとつ注文するにもいろいろなメニューがありドキドキです。
「普通のコーヒー」と言うと,サイズは?,カップは? と次々に聞かれ,益々焦ってしまう有様です。
マニュアルに沿っているだけなのでしょうが,店員さんはカップを見せるなどして手際よく誘導してくれました。
帰る際にカップやトレーなどを下げる場所に行きましたが,ケーキのフォークはどうしたらいいのか書いてありません。
すかさず少し離れた場所にいた店員さんが「ありがとうございます,そのまま置いてくだされば結構です」。
店を出て,注文から帰るまで自分が必要とすることを的確に伝えてくれていたと感じました。
相談業務も相談者のニーズをしっかりうけとめ,必要なことを提案したり一緒に考えたりするのが基本だと思います。
けれども,ともすると相談員の思うように進めてしまう危険性が付きまとっています。
コーヒー店で,私のあるべき業務を振り返る機会を少しだけ与えてもらったような気がします。
必要とすることを的確に
・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと