「子ども」「子供」「児童」「こども」。
最近,知人がこれらの用い方についてとりあげた機関誌のエッセイを送ってくれました。
読んでみると,皮肉を込めた面白い言い回しをしながら,なるほどと感じることが綴られていました。
厚労省は法制度で「児童」としなければならない以外は「子ども」を用いているそうです。
文部科学省は「子供」だそうです。
出されている文書を調べてみると確かにそうでした。
エッセイの主は「子ども」をこだわって用いているとのこと。
理由は「子供」の由来に共感できないから。
みなさんはどの表記を使われることが多いでしょうか?
私は「子ども」です。
このコーナーでも用いてきました。
エッセイの主のような文字の由来を踏まえたわけではないのですが,なんとなくピッタリくるような感じがして。
ご承知のように最近 “参戦“ してきたのが「こども」です。
“認定こども園“ が登場した頃から目にすることが多くなりました。
決定的に前面に出たのは,やはり「こども基本法」と「こども家庭庁」の成立と創設でしょう。
そして「こどもまんなか」。
私は「こども」を見るたびに,大人の都合で “kodomo” が語られているような気がしてならないのです。
kodomo
・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと