794 ヒオウギズイセン

里山だより

・・・里山の季節の移り変わりや里親として感じていることなど

 里山には、もともと野生なのか、観賞用に栽培していたものが逃げ出して野生化したのか分からない植物がたくさんあります。このヒオウギズイセン(檜扇水仙)もそのひとつだと思います。旺盛な繁殖力から道路とヤブの境目などに咲いているものもあるし、生け垣の間から顔をのぞかせているのもあります。私は長いことこの植物の名前を「キンギョソウ」だと思っていましたが、今回調べてみて別物だということを知りました。ついでに、「ヒオウギズイセン」は、アフリカ原産の外来種で、環境省から「生態系被害防止外来種リスト」にあげられていることも知りました。