LS⑤

オレンジのつぶやき

・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと

このように怒られた記憶の多い母ですが,いまでも強く心に残っている感情があります。
小学校低学年くらいだったと思います。
私は「母が死んだら,この世界は終わる。そんなことがあっては絶対にいけない」と感じていた時期があります。
「母がいなければ自分はどうしようもない,生きていけない」という感覚でした。
それだけ母の存在は大きいものでした。
何十年もたったいまでも鮮明に,そしてはっきりと覚えています。
あれだけ怒られ続けていたにもかかわらず,母を嫌いだと思ったことはありませんでした。
学術的なことはよくわかりませんが,私のなかに愛着が形成されてきていたのでしょうか。
そうだとすれば私は幸せな育てられ方をしてきたのだろうと思います。
夏休みにラジオ体操から帰ったときの野菜中心の朝ご飯は今でも食べたくなります。